贅沢
この文章を読んでいただきありがたく思う。
フィリピンにきて初めての週末を迎える。
今週一週間を通して思ったことがある。
それは生活レベルによって欲望も変わるのかもしれないということだ。
今週はありがたくもダンプサイト₍ゴミ山₎に行く機会をいただけた。
そこに住むご年配の方二人に話を聞いた。
私がした質問はこれだ。
「もし何でも手に入るとしたら何が欲しいですか?」
その答えは、家。
正直驚いた。
話を聞くと、今の家は政府から支給されていて、自分のものではないそう。
₍かなり生活しにくそうだが、、、₎
自分の家を持つ。
それを夢に見るひとがいるということ。
いかに自分が、日本が恵まれているか痛感した。
₍日本でもこのような生活を強いられている人はいるかもしれないが。₎
恋愛で悩む、人間関係で悩む、進路について悩む。
その悩みがいかに贅沢なことか。
一日を生きるのにも必死な人がいる中で、毎日を無為に過ごすわけにはかない。
自分の住んでいる世界がかに狭いのかよくわかる贅沢な機会だった。
「自己成長のできる環境に入りたい」と考えられること自体が幸せなことだということを決して忘れないようにしたい。